生きてる その2
- 薬味ねぎ
- 2024年7月12日
- 読了時間: 2分
移住しました。ちょっと書きなぐりの生存報告。
ペーパーレス、電子化が進んでいる社会でつくづくよかったなと思います。なんせ移住のハードルが低い。それでも引っ越し準備でやることが山ほどあって抜け漏れがないか何度も不安になったけど...
人口減だ少子化だとネガティブな声もあるけど、じわじわと日本も進歩していると自分は感じます。
ご飯はおいしいし町はきれいで安全だし自然もあって長い歴史がある。いい国だ。
自分は北国出身なので「日本らしい景色」というものに馴染みが無くて日本らしい文化への強いあこがれがあって、今回の移住は人生の夢の大きな一つだった。ずっと自信がないまま迷って生きてきた自分がようやっとはっきり人生の選択ができたような気がする。ここからだ、みたいなそんなかっこいいものではなくて「こっちのほうが居心地がいいからこっちの道を選ぼう」というふわっとした理由だけれど。でも、迷って混乱して生きていた自分の視界が開けて見たいもののピントが合ってきた。そんな感覚はある。
ここ数年、親戚や友達の結婚報告を聞いたり友人の大事な人の訃報を聞くことが増えた。気が付いたら東京に転職している友人がいたり。堅実にコツコツ生きている友人がいたり。
友人の一人に自暴自棄になりつつある人がいて、その現状を知るのが辛くて、頼ってほしいでもどうにかできる力もないし「やってあげる」のは相手の尊厳をものすごく傷つける行為だと思って(その尊厳を守るのに本人は必死なのに)。そんなことを考えるうちに腹が立ったり苦しくなってお互い話し合って価値観が違うよねという結論に至り距離を置くことにしたり。
人生色々あって、人との距離も(物理的にも心理的にも)ずっと一定じゃなくて近づいたり離れたり緩やかに続いていればそれでいいんじゃないかと思う。元気になったら遊びに行こうな!それまでやりたいことと行きたいところ一万個考えとくから笑
引っ越したよと友人に報告すると先日お手紙があり「やりたいことを実際にやっちゃう行動力ってそうそうないものなんだよ?あなたすごいのよ」と。ちょっと泣いた…
いつも何かを行動に起こすのって心臓がぶるぶる震えるほど怖くて情けない姿をたくさんさらしてきたと思う。学校でも泣いたし職場でも泣いたし道端でも泣いたし電車でも鼻水を流して泣いた。恥まみれの大人だけど恥まみれだからなんでもやってみようと思えるのかもしれない。
明日は会社の面接です。死ぬほど怖い。
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