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  • 薬味ねぎ
  • 2023年8月16日
  • 読了時間: 2分

以前「森林散策」という題で絵を描いたのですが、その絵のインスピレーション場所になったのは実在する湖なのです。市の観光サイトで見つけてから眺めているうち、自分の目で見てみたくなったので実際に行ってきました。


 

 長野県の青木湖。北アルプスの麓にあり、周囲長6.8㎞。(行った日は山に雲がかかっていたので北アルプスの山脈はあまり見えず)透明度が高いらしく青い湖が印象的。ブログを書くにあたりウィキペディアを読んでいたら「犬神家の一族で両足が湖から突き出たシーンの撮影場所」とのことで図らずも聖地巡礼をしていたことが発覚笑

 

 せっかくなのでと湖の周りをぐるっと一周散策。朝8時ごろ最寄り駅について1時間半ほど歩いた。天気は穏やかで雲も出ていたので楽だったが蚊が多い多い。虫が顔の周りでブーンと飛び回るのがものすごいストレスだったので何か対策をすればよかった。


 湖の西側にはキャンプ場が密集しており家族連れやSUP(立ちこぎボート)をする人たちでにぎわっていた。別荘らしき建物もちらほら。上の写真は東側から撮ったもので、自分はこの角度からの景色が好き。



シダ植物


 絵の中で松は着物を着て歩いていたがそれなりに道路も幅があって舗装されていたし、この辺りは「千国街道」という交易路があって人の行き来が盛んだったので山の中と言えども人が歩ける道はあったと思う。近くには宿場もあったらしい。白馬村もすぐ近くなので松と美学者はそこへ一泊したのかもしれない。


 新潟県糸魚川~長野県松本への電車は糸魚川方面で大糸北線の小滝駅 - 糸魚川駅間が松本方面で大糸南線の信濃大町駅 - 中土駅間が1935年までに開通している。全線開通するのは1957年。松と美学者の二人は糸魚川から松本へ南下、諏訪湖あたりを通り名古屋へ向かっている設定。最終目的地は大阪。戦前の時代設定だと電車が通っているルートが少し違っていたりするのでその辺を考えながらこういう旅程を辿ったのかなと考えるのが楽しい。


 夏バテと日々の忙しさが重なり創作活動が停滞中なので来月はがんばりたい。


 
 
 

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